I think so.
梅雨
今日も降っている。
・・・雨が。
「昨日も降ってたのによー。何も毎日降ることないだろ」
隣でそんな馬鹿な事を言うナギサを軽く睨む。
「ちょっと外出ていい?」
「は?馬鹿だろお前。雨降ってるだろ」
「だってただでさえじめじめしてるのに、ナギサが煙草吸うから」
「ナギサ、シュウカちゃんの前で吸うのやめなよ」
ケイトがナギサを注意する。
「は?何で?」
不機嫌そうに顔をしかめるナギサを見て、今日はメガネを掛けているレオが、雑誌から目を離して言う。
「副流煙。」
あー、そういう事ね、うんうん、なんて一人で言いながら立ち上がったナギサは、あたしの前に手を出す。
「何?」
「行くぞ、外」
「え、何今日は優しいじゃん。」
「馬鹿だな、ふくりゅーえん。って言ったレオが怖かったからだよ。機嫌とっとかねーと。ふくりゅーえん、ふくりゅーえん」
レオの真似をしてニヤニヤとしているナギサをみて、チッと舌打ちをするレオ。
ナギサ・・・あんた余計に怒らせてるよね・・・
そんな事を思いながらナギサの手をとり、部屋を出ようとしたとき。
「ナギサ」
・・・雨が。
「昨日も降ってたのによー。何も毎日降ることないだろ」
隣でそんな馬鹿な事を言うナギサを軽く睨む。
「ちょっと外出ていい?」
「は?馬鹿だろお前。雨降ってるだろ」
「だってただでさえじめじめしてるのに、ナギサが煙草吸うから」
「ナギサ、シュウカちゃんの前で吸うのやめなよ」
ケイトがナギサを注意する。
「は?何で?」
不機嫌そうに顔をしかめるナギサを見て、今日はメガネを掛けているレオが、雑誌から目を離して言う。
「副流煙。」
あー、そういう事ね、うんうん、なんて一人で言いながら立ち上がったナギサは、あたしの前に手を出す。
「何?」
「行くぞ、外」
「え、何今日は優しいじゃん。」
「馬鹿だな、ふくりゅーえん。って言ったレオが怖かったからだよ。機嫌とっとかねーと。ふくりゅーえん、ふくりゅーえん」
レオの真似をしてニヤニヤとしているナギサをみて、チッと舌打ちをするレオ。
ナギサ・・・あんた余計に怒らせてるよね・・・
そんな事を思いながらナギサの手をとり、部屋を出ようとしたとき。
「ナギサ」