あたしだけの執事さまっ!~お嬢様は鬼畜な執事がお好き~
あたしがいきなり、お嬢様っ
「お嬢様、お目覚めの時間です。お嬢様」
耳の傍から聞こえてくるのは執事様の声。
「ふぁ~い…」
あたしは起きて携帯のアラームを止める。
そう。
執事様の声はダウンロードしたボイス。
だってあたしはフツーの女子高生。
ちょっとフツーじゃないのは、執事様に異常に憧れてるってトコくらい。
友達にもらった執事クッキーは一晩枕元に置いて眠ったりしちゃう。
執事様がお客様をお嬢様をもてなしてくれる喫茶店に連れてってもらった日なんて、ブログにレポートしちゃうくらいだーい好き。
執事小説とか、執事漫画も大好きで集めてる。
ってくらいすっごく憧れてる。
でも、フツーのあたしが執事様と一緒に暮らせるなんて夢のまた夢。
「はぁ、執事様ぁ~……」
あたしは待ち受けにしている執事漫画の執事様を見ながらため息をついて、それから着替えた。
「相変わらずあのヘンテコアラームで起きてんのか?」
「うっさい」
ダイニングに行くと、弟のナギが憎たらしい口を聞く。
はぁ、本当にフツー。
耳の傍から聞こえてくるのは執事様の声。
「ふぁ~い…」
あたしは起きて携帯のアラームを止める。
そう。
執事様の声はダウンロードしたボイス。
だってあたしはフツーの女子高生。
ちょっとフツーじゃないのは、執事様に異常に憧れてるってトコくらい。
友達にもらった執事クッキーは一晩枕元に置いて眠ったりしちゃう。
執事様がお客様をお嬢様をもてなしてくれる喫茶店に連れてってもらった日なんて、ブログにレポートしちゃうくらいだーい好き。
執事小説とか、執事漫画も大好きで集めてる。
ってくらいすっごく憧れてる。
でも、フツーのあたしが執事様と一緒に暮らせるなんて夢のまた夢。
「はぁ、執事様ぁ~……」
あたしは待ち受けにしている執事漫画の執事様を見ながらため息をついて、それから着替えた。
「相変わらずあのヘンテコアラームで起きてんのか?」
「うっさい」
ダイニングに行くと、弟のナギが憎たらしい口を聞く。
はぁ、本当にフツー。