らぶ れっすん*
[次の日]
今日どうしようかな・・・。
行きたくないな、昨日あんなこと言っちゃったし・・・。

今日はやっぱり休もう。
そうおもったやさき
携帯が鳴りました。
「知らない番号だ・・・。」
『あっもしもし?俺だけど』
誰だよ俺って・・・(笑)
「あの、どちら様ですか?」
『はぁ・・・。牙ライオンだよ』
わわわっ!!黒沢だ!
「あの昨日はすみませんでした。そんな気はなくて」
『それよりも今日こないのか?』
体調が悪いってことにしよう
「あの・・・。風邪ひいたみたいで」
『そうか・・。今お前んちの前にいるから出てこい』
えっ!!驚きながらも外に出てみると
ケーキと風邪薬を持った牙・・・じゃなくて黒沢っ!
「あの、どうしたんですか?牙・・黒沢先生」
「いや、体調悪いんだろ?後、昨日のことすまなかった」
「あれは私があんなこと言ったから、すみませんでした」
「お前のこと、前から気になっててそれで勝手にニックネームまでつけちまった」

えっ!今さっきのって・・・・。告白っ?!

「おいっ!田井中大丈夫か?顔が真っ赤だぞ?」
「先生がそんなこと・・・いうからじゃない・・・の」
「まぁ、とりあえずコレとコレ、やるよ」
そういって黒沢は、ケーキと、風邪薬を私にくれた。
「あ、ありがとうございます」


その日からというものの、
私は黒沢のことばかり、思ってしまいます。
学校に行っても、黒沢のことばかり見てしまう・・・。
私どうなっちゃったんだろう

じぃーーーーーーーーーーーーっ
「おいっ!俺の顔になんかついてっか?」
「いっ!いやっ何もついてないけど・・・・。」
「気分悪いのか?んじゃあどっか行くか?」
これっ・・・てもしかして・・・・
デートの誘いっ?!
「は、は、は、はいっ!」

「うーーそっ!何、本気にしてんだよ。復習のテストで80点以上取ったら、
 連れてってやるよ」

学校の帰り、コンビニに立ち寄り、雑誌を見ていると、
『恋すると好きな人の顔ばかりみてしまうんだって』
という見出しがありました。

たしか私も・・・・・。
黒沢のことみてたような・・・・。

もっも、も、もしかして私
黒沢に恋してるのぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお?!
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