転生と赤い糸
あたしは駅に戻り、木下君にメールを入れた。
《今どこ?少し会えるかな?》
時間は19時を少し回った頃だった。
もう家に帰ってるかもしれない・・・また明日にしようかな・・
《やっぱり、明日にします》
そうメールを送ったと同時に
「ここにいるけど?」後ろから声がした。
「・・木下君・・・どうして?」
「・・なんとなく。綾が俺を呼ぶ気がして・・・」
「ははは・・すごいね」
「・・で?話あるんだろ?」
「・・うん。実は・・・さっき龍と別れたの」
木下君はサナさんと違ってその言葉に驚かなかった。
「・・そっか。じゃぁ、俺は綾に告ってもいいんだ?」
あたしは、俯いて頭を横に振った。
「・・ごめん。今まだ龍が好き・・・だから・・」
「・・だから、俺の気持ちには応えられないってことか・・」
「うん・・・」
「・・ってか、そんな事くらいわかってるよ。簡単に俺に乗り換えるような女だったら逆に俺がごめんなさいだし?前に言っただろ?俺は待つから・・・綾を待つからって・・」
「・・・・・・」
「前世であんだけ愛し合った仲だし?それにあの時約束したじゃん?来世では必ず一緒になろうって・・・今は無理でも、絶対果たせるって思うから・・だから俺は焦らずに待つ・・」
「・・木下君・・・」
「・・とか言って、俺が他に好きな女できたりしてな♪」
「・・・かもね?」
「・・またどこかに遊びに行こうぜ♪この間はまったく動物見れなかったし~」
「うん、そだね。」
「じゃぁ、また連絡するわ。ってか、明日、龍になんて言葉をかけようかなぁ・・可哀想に~とか?こんど綾とデートするんだわぁ~とか?」
ニヒヒと木下君は笑って言う。
《今どこ?少し会えるかな?》
時間は19時を少し回った頃だった。
もう家に帰ってるかもしれない・・・また明日にしようかな・・
《やっぱり、明日にします》
そうメールを送ったと同時に
「ここにいるけど?」後ろから声がした。
「・・木下君・・・どうして?」
「・・なんとなく。綾が俺を呼ぶ気がして・・・」
「ははは・・すごいね」
「・・で?話あるんだろ?」
「・・うん。実は・・・さっき龍と別れたの」
木下君はサナさんと違ってその言葉に驚かなかった。
「・・そっか。じゃぁ、俺は綾に告ってもいいんだ?」
あたしは、俯いて頭を横に振った。
「・・ごめん。今まだ龍が好き・・・だから・・」
「・・だから、俺の気持ちには応えられないってことか・・」
「うん・・・」
「・・ってか、そんな事くらいわかってるよ。簡単に俺に乗り換えるような女だったら逆に俺がごめんなさいだし?前に言っただろ?俺は待つから・・・綾を待つからって・・」
「・・・・・・」
「前世であんだけ愛し合った仲だし?それにあの時約束したじゃん?来世では必ず一緒になろうって・・・今は無理でも、絶対果たせるって思うから・・だから俺は焦らずに待つ・・」
「・・木下君・・・」
「・・とか言って、俺が他に好きな女できたりしてな♪」
「・・・かもね?」
「・・またどこかに遊びに行こうぜ♪この間はまったく動物見れなかったし~」
「うん、そだね。」
「じゃぁ、また連絡するわ。ってか、明日、龍になんて言葉をかけようかなぁ・・可哀想に~とか?こんど綾とデートするんだわぁ~とか?」
ニヒヒと木下君は笑って言う。