複雑すぎる家事情
~♪~♪~

何となく誰からかは気付いてた 気づかない振りをしていた…もうみんなそろって私を使う…

「はぁ…もしもし?なによ翔…」
「アケミ俺にはもう嘘はつけない…どれだけ由衣を傷つければ満足なんだ!!」
「後もう少し待ちなさい翔今春樹があんた達のためにどんだけ頑張ってんだと思ってんの!!あんた由衣に本当のこと言うって今思ってるかも知れないけどあの子には嘘はつけないあんたが一番よく分かってんでしょ!?」
「姉貴…考えてくれてたんだな…もう少しだと思って我慢するよ…」
「分かればよしっ!!あぁそうだ由衣ちゃんおめでただったんだってね!!」
「あぁでも関係が切れるのも急がないと…
とにかく兄貴に言っといてくれ!!」
「りょーかい…あんた後からこき使われるよ…多分春樹のことなんだから…」


< 33 / 46 >

この作品をシェア

pagetop