私と先生〜二人を結ぶジャージ〜
そしてある時、私は宮田先生という社会の先生に用事があり職員室に来ていた。
宮田先生は男の先生だけど、若くて話しやすくて私が尊敬している先生だ。

今日も用事が終わると、他愛のない話で盛り上がっていた。

「〜なんですよ!」
「そうかそうか!」

すると、佐久間先生がやって来た。

「ずいぶん、盛り上がっていますが何の話をしているんですか?」
「佐久間先生・・・」

何しに来たんだと私は言いたくなった。

「いやぁ、神崎がとても面白い話をしてくれるもんでつい盛り上がりました」
「そうみたいですね」
「うるさかったですか?

「いえ!
俺もその話聞きたいです」

このような感じでいつも私と誰かの会話に入ってくる。
そのため、私の職員室に行く回数も減っていた。
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