さよなら、片思い【完】
「唯ちゃんおはよう」
「唯ちゃん、おはよう!あれ?哲は?」
杉田くんが、一緒じゃねぇの?首を傾げながらとわたしに聞いてきた。
ほとんどふたり一緒にいることが当たり前のようになっているわたしと哲くん。
わたしがひとりでいることが不思議なんだろうな。
元々哲くんを驚かせようと内緒でお菓子を作ろうとしていたわたしは昨日用事があると哲くんに言っていて、昨日は上原くんが家に来なかったから別々の登校なのだ。
「なになに!?唯ちゃん、哲とケンカでもしたぁ!?」
由香里さんが心配そうに聞いてきたけどもちろんそんなんじゃない。
「違いますよ!あっ、そうだ!みなさんに渡したいものがあるんです!」
4人が一緒にいてくれてよかったと思いカバンの中からお菓子の袋を取り出して手渡す。
「うわぁ!ハロウィンのお菓子!?コレ、唯ちゃんの手作り!?」
仁奈さんが目を輝かせながら聞いてきたのでコクコクと頷く。
「俺、女の子から手作りのお菓子貰うの久しぶり…。唯ちゃんありがとう!俺、これ食べない家宝にする!」
「大志、お前親友の彼女の手作りのお菓子に何興奮してんだよ?」
杉田くんが呆れながらそう言うとドッとみんなが笑い出した。
「唯ちゃん、おはよう!あれ?哲は?」
杉田くんが、一緒じゃねぇの?首を傾げながらとわたしに聞いてきた。
ほとんどふたり一緒にいることが当たり前のようになっているわたしと哲くん。
わたしがひとりでいることが不思議なんだろうな。
元々哲くんを驚かせようと内緒でお菓子を作ろうとしていたわたしは昨日用事があると哲くんに言っていて、昨日は上原くんが家に来なかったから別々の登校なのだ。
「なになに!?唯ちゃん、哲とケンカでもしたぁ!?」
由香里さんが心配そうに聞いてきたけどもちろんそんなんじゃない。
「違いますよ!あっ、そうだ!みなさんに渡したいものがあるんです!」
4人が一緒にいてくれてよかったと思いカバンの中からお菓子の袋を取り出して手渡す。
「うわぁ!ハロウィンのお菓子!?コレ、唯ちゃんの手作り!?」
仁奈さんが目を輝かせながら聞いてきたのでコクコクと頷く。
「俺、女の子から手作りのお菓子貰うの久しぶり…。唯ちゃんありがとう!俺、これ食べない家宝にする!」
「大志、お前親友の彼女の手作りのお菓子に何興奮してんだよ?」
杉田くんが呆れながらそう言うとドッとみんなが笑い出した。