さよなら、片思い【完】
雲ひとつない快晴に恵まれた今日、わたしは上原くんたちと軽井沢へとやって来た。
「唯ちゃん、今日は来てくれてありがとう!」
上原くんの隣を歩いてると今まであまり話たことのない大志さんが笑顔で話かけてきてくれた。
「わたしの方こそ誘っていただいてありがとうございます」
「いやいや。本当、大助かりだよな、哲」
「本当、唯がいなかったら俺ら軽井沢に来てまで3食カップラーメンになるとこだったよ」
えっ、カップラーメン?
「毎年このメンバーで軽井沢に来てるんだけど律以外まともにメシ作れなくて、今回その律がいないからメシどうなるかって心配してたんだよ」
「わたし律さんみたいに料理上手くないよ!?」
わたしの作るご飯より律さんの作るご飯の方が遥かに美味しいし。
「またまたぁ、謙遜しないでも。哲から聞いてるよ。唯ちゃんの作るご飯が超上手いって」
「お前は黙ってろ!」
わたしのいないとこでわたしの話を上原くんがしてくれてるって、なんだか嬉しいな。
「……っ!俺は本当のこと言っただけだから」
「ありがとう、上原くん」
「おい、お前ら何してんだよー!早く来い!」
わたしたちより先に別荘に着いた3人に呼ばれて小走りでわたしたちは別荘へと向かった。
「唯ちゃん、今日は来てくれてありがとう!」
上原くんの隣を歩いてると今まであまり話たことのない大志さんが笑顔で話かけてきてくれた。
「わたしの方こそ誘っていただいてありがとうございます」
「いやいや。本当、大助かりだよな、哲」
「本当、唯がいなかったら俺ら軽井沢に来てまで3食カップラーメンになるとこだったよ」
えっ、カップラーメン?
「毎年このメンバーで軽井沢に来てるんだけど律以外まともにメシ作れなくて、今回その律がいないからメシどうなるかって心配してたんだよ」
「わたし律さんみたいに料理上手くないよ!?」
わたしの作るご飯より律さんの作るご飯の方が遥かに美味しいし。
「またまたぁ、謙遜しないでも。哲から聞いてるよ。唯ちゃんの作るご飯が超上手いって」
「お前は黙ってろ!」
わたしのいないとこでわたしの話を上原くんがしてくれてるって、なんだか嬉しいな。
「……っ!俺は本当のこと言っただけだから」
「ありがとう、上原くん」
「おい、お前ら何してんだよー!早く来い!」
わたしたちより先に別荘に着いた3人に呼ばれて小走りでわたしたちは別荘へと向かった。