傷×恋=幸
あたし愛されてるんだね…。



なんか…嬉しすぎて表現できないかも…。



「大…好き…」

「ん、知ってる」

「どうしよう…。好き…」

「だから知ってるって」

「風都は…?」

「教えない。教えたら調子に乗りそう」



もう聞いたようなもんだもん…。



愛されてる実感わいちゃったもん…。



その時ピンポーンとインターホン。



ユナちゃんかな?



玄関を開けると悠都君担当者のユナちゃん。



「おはよ、千衣ちゃん」

「おはよう、ユナちゃん」

「どうしたらそんなに育つの?ん~…おっぱい…」



おっぱい…?



悠都君に貧乳だとでも言われたんだろうか…。



「悠ちゃん!!朝だから!!」



やっぱりなんかあったのか…。



ユナちゃんが若干壊れてたけど気にしない。



悠都君は基本的にユナちゃんを甘やかしてるし。



たまにするケンカなんてすぐに治まる。



「ちーだってデカくねぇじゃん…」

「えっ!?今なんて言った!?」

「なにも~」



ユナちゃんほどじゃないもん!!



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