傷×恋=幸
やっと着いた旅館はキレイで大きい。



チェックインとかしたことねぇんだけど…。



ドキドキしながらチェックイン。



荷物を持ってもらい、仲居さんと一緒に部屋に入った。



旅館のにおいがする!!



「畳だ!!風都、畳だね!!」

「ちーんちに畳の部屋ねぇの?」

「ない!!久しぶりに畳~!!」



畳にもテンションがあがっちゃうちーがカワイイ…。



ここまで遠かったからな…。



疲れたから少しゆっくりしたい。



仲居さんが一通り館内の説明をしてくれて、メシの時間までゆっくり。



「だぁ~…。疲れた…」



畳に寝転がり、とりあえずごろごろ。



そんな俺の横にやってきたちー。



「風都?」

「ん~?」

「大好き」

「なんだよ、そのタイミング」

「今日ズット言いたかったんだもん」



嬉しいね。



カワイイこと言われて嬉しそうに笑ってて。



マジでカワイイヤツ。



頭を撫でたら隣に寝転がって腕をとられた。



腕枕して欲しかったのか…。



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