秘密の世界
「莉奈、ほらもう行くぞ。みんな待ってる。」
この前まで兄だった人が目の前で言う。
「えっ、ちょっと待って・・・。飛び降りるの!?ここから!?頭おかしいんじゃないの?なんでこんな屋上から飛び降りなきゃいけないのよ!」
「つべこべ言わないの。あなたはまだ翼持ってないんだからしかたないでしょう?」
「だからって、レミリア。これはどう考えたって、おか・・・。」
「はい。さっさと行く!」
そういい、レミリアは莉奈をトンと押す。いきなり押されたので莉奈は抵抗できずに、真っ逆さまに落ちていった。
「きゃぁぁぁーーーーー!」
莉奈の悲鳴が夜の星空に吸い込まれる。
気がついたら、莉奈はふかふかのベットにいた。もぞもぞと起き上がると、目の前には白一色で染められている壁。広いベット以外何もない部屋。と背中に羽をはやしたおじいさんがいた。
「気がついたかい?ずいぶん、ぐっすり寝ていたね。」
柔らかい声で優しく微笑むおじいさん。けれど、莉奈はそれどころではなかった。
「えっなんで羽!?ここ、どこ?」
莉奈は必死に思い出す。
(そういえば、きのう・・・)
この前まで兄だった人が目の前で言う。
「えっ、ちょっと待って・・・。飛び降りるの!?ここから!?頭おかしいんじゃないの?なんでこんな屋上から飛び降りなきゃいけないのよ!」
「つべこべ言わないの。あなたはまだ翼持ってないんだからしかたないでしょう?」
「だからって、レミリア。これはどう考えたって、おか・・・。」
「はい。さっさと行く!」
そういい、レミリアは莉奈をトンと押す。いきなり押されたので莉奈は抵抗できずに、真っ逆さまに落ちていった。
「きゃぁぁぁーーーーー!」
莉奈の悲鳴が夜の星空に吸い込まれる。
気がついたら、莉奈はふかふかのベットにいた。もぞもぞと起き上がると、目の前には白一色で染められている壁。広いベット以外何もない部屋。と背中に羽をはやしたおじいさんがいた。
「気がついたかい?ずいぶん、ぐっすり寝ていたね。」
柔らかい声で優しく微笑むおじいさん。けれど、莉奈はそれどころではなかった。
「えっなんで羽!?ここ、どこ?」
莉奈は必死に思い出す。
(そういえば、きのう・・・)