俺様男子と同居中…!?
でも、そんなセリフ…
俺が言えるわけねえし!
絶対言えねえ…
そんな、すごいセリフを…
俺に告ってきた女は、言ってくれたんだよな。
すげえよ。
マジ尊敬する。
告白って…
恥ずかしくて、勇気のいること、だったんだな。
自分が恋してみて、やっと分かった。
…まぁ、取り敢えず、まだ告らなくていいよな?
和希と瑞稀にも…
相談してみっか。
ガチャ
「も~純!
また頭乾かしてない!」
葵は、俺の髪を指差す。
「乾くから。
そのうち。」
「ダメだって!
はい、ドライヤー!」
「へいへい…」
仕方なく、俺は髪を乾かす。