俺様男子と同居中…!?


「みんな誘ったらいける言うから♪」


なるほどな!


クリスマスパーティーのメンバーか。


「いんじゃね?」


「だな!
とりあえず屋台回ろうぜ!」


そうなって、俺達は神社の屋台を見て歩く。


「もー!楽しい!
すでに楽しい!
お祭り大好き!」


みんなテンション上がってるけど、水野は特にテンションが高かった。


「なに食べよー!
え、迷うなー!
純最初何食べんのー?」


「葵」


「はぁっ////!?」


「最初に食うもんだろ?
葵だって。」


「ちょっ…な、なに言ってんの!?」


「だからー、葵食うって言ってんだろ。」


そう言って純は水野に近づく。


「ち!近い近い!
何考えてんの!?
みんな居るのに!」


「みんないなかったらいいってこと?」


「そ、そういう意味じゃなくてっ////」


…なんつーか。


完全に二人の世界。


これどー考えてもお邪魔だよな、俺達。


「戻りましょ。」


松村がそう言ったことで、俺達は屋台を回る方向を変えた。


前を歩いていた純と水野の二人を置いて。


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