俺様男子と同居中…!?
…でもなんか、小牛田息切れしすぎじゃね?
すっげえ顔色悪いし。
女子だし、体力の問題?
いや、それにしても…
「…いっ!…」
「お前、足!」
小牛田、足痛めたのか!
こいつ、下駄で走ったから…
下駄であんな距離走ったら、そりゃ痛めるよな…
なんで気づいてやれなかったんだ、俺。
「…」
”ひょいっ”
「わっ!?」
俺は小牛田を持ち上げた。
「ちょ!?
何してんだよ!早乙女!?」
「足怪我してるだろ。」
「だからって…おんぶとかっ////
は、恥ずかしいだろ!?」
「恥ずかしくなんかねえよ。」
「や、だって…重たいだろ!?」
「重たくなんかねえよ。」
「〜〜っ!」
小牛田は黙って俺の背中を掴んだ。