俺様男子と同居中…!?
「大丈夫?
食欲ないの?」
梨々香は心配そうな顔をして、あたしを見る。
「や、大丈夫だぜ!
食欲ばりばりある!」
あたしは梨々香に見せびらかすように、一気にご飯を食べて見せた。
「ゴホッゴホッ!!」
そんで、むせた。
「ちょ、成!?
落ち着いて!」
葵はあたしの背中を慌ててさすってくれた。
「悪りぃ、もう大丈夫だ。」
「…成、最近ずっとボーっとしてるわよね」
ギクッ!!!
き、気づかれてたのか、さすが梨々香。
「うんうん。
なんか考え事?」
ギクッギクッ!!!
葵にまで見透かされてる。