俺様男子と同居中…!?
「ねぇ、純…
やっぱり視線が痛いんだけど。」
葵は、俺の背中に隠れてる。
何で隠れる必要があるんだ?
「そ?
普通だろ。」
「いやいや。
女子達、キャーキャー叫んでるよ?」
「普通、普通。」
女子は、俺の顔見たら大体叫ぶ。
そういう生き物なんだろ?
毎日大変そうだよなぁ。
ご苦労なこった。
「…にしても、背中痛え。」
「え…
背中、どうかしたの?」
心配そうに見てくる、葵。
「あー…
昨日、床で寝たから。」
「え、なんで!?」
なんでって…
お前のせいだっつの。
お前のベッドが、なんかいい匂いするから悪い!
つぅか、なんでこんな…
俺が、変態キャラになってんだよ!
俺は、健全な男子高生だっ!