俺様男子と同居中…!?
「〜〜〜っ!////」
顔が熱い。
「…つーかさ。
これ… ”俺の” でいいんだよな?」
早乙女はおもむろに紙袋を見せた。
ていうか…
「え!それ、あたしの!」
あたしのチョコ入り紙袋!
なんで早乙女が持ってんだ!?
「さっきの教室に忘れてただろ?」
…あー!そうだ!
あたし、さっきの教室で早乙女が告白されてるの見て…
動揺して、逃げたけど、紙袋はそこに置いて来ちまったのか!
バカか!あたしは!
…まぁ、いいや、見つかったから。
「サンキュー、早乙女…」
そう言って、あたしは早乙女から紙袋を取ろうと…
「これ、俺のだから。」
取ろうとしたけど、早乙女は紙袋を取り上げた。
「はぁ!?
なんでだよ!
それはあたしのだっつーの!」
あたしはそう言って、紙袋を取り返そうと手を伸ばすと…
パシッ
「…な!?」
早乙女に腕を掴まれた。