俺様男子と同居中…!?
「ごめんね。
俺、葵と帰るから…」
「「そっかぁ…」」
女子達は、ガッカリしてる。
「本当、ごめんね。
誘ってくれてありがとう。」
純は、ニコッと微笑んだ。
「ううん!
じゃぁ、また明日ね!」
「バイバイ、獅堂くん!」
女子達は凄い嬉しそう。
…あれ?
純の笑顔を見てムカつくのは、あたしだけ?
「そんじゃ、帰るぞ。
葵…」
おい!
女子達帰ったからって…
声のトーン変わりすぎでしょ!
「ていうか、良い加減に手離してくんない?」
さっき手掴んでから、離してくれないんですけど。
「…っ!
お、お前が歩くのトロいから俺が引っ張ってやってんだろうが。」
…一々ムカつくな。
てかあたし、別に歩くの遅くないし!