俺様男子と同居中…!?
「今、帰った。」
「ただいま~!」
「おかえり、葵。
純くん。」
ママが、キッチンから玄関のところまで来てくれた。
「今日は葵の大好きなハンバーグよぉん♪♪」
「マ、マジでッ?!」
ママのハンバーグは、凄くおいしい。
あたし、料理は結構得意だけど…
ママのハンバーグの味は、真似できない。
だって…
美味しすぎるんだもぉん!!
「よかったな、葵。」
「へ?」
「葵、ハンバーグ大好きだもんな。」
え…
なんであたしがハンバーグ好きって、知ってんの?
あたし、純にそんなこと話してないよね?
「何驚いてんだ?
この前、言ってたじゃねぇか。」
言ったっけー?
覚えてないや。