俺様男子と同居中…!?
「火傷は、速く冷やさねえとダメなんだよ。」
「う、うん…」
純は、あたしの人差し指を水で冷やしてくれた。
近い…
純の顔が、すぐ隣にあって…
ドキ…
ドキ…
「部屋戻るぞ。」
純はまた、あたしの腕を引っ張る。
ガチャ
「シップって、どこにある?」
部屋に入るなり、イキナリそう聞いてきた。
「ふ、ふすまの中…」
あたしがそう言うと、純は…
ふすまを開けて、シップを取り出してきた。
「…手、見せろ。」
「…うん。」
あたしは、純に手を見せる。