俺様男子と同居中…!?
「落ち着けって言ってんのが…
分かんねえのか?」
「だ、だって…」
葵は俯いた。
「俺は何もしてねぇ。
つぅか、ここは俺のベッドだし。」
「え!?」
驚いてる、驚いてる。
「じゃぁあたしは…
勘違いしてたってこと…?」
葵は赤い顔を、更に赤くした。
「勘違いって…
もしかして、俺に襲われた~とかって思ってたり?」
分かってて聞く、俺は…
少しSなのかもしれない。
「…思ってないし!
全然思ってないし!」
プイっと、顔をそむける葵を…
可愛いなんて思っちまった。
「本当に襲ってやってもいいけど?」
俺は葵を抱きしめて…
葵の耳元でそう言った。
「…!?」
本当…
可愛い。
こんぐらいで赤くなるなんて。