俺様男子と同居中…!?


葵の心臓…



すごい速さで動いてる。


俺の、心臓も。


「も、もう…やめ…////」


口を塞がれて、息が出来なくなってる葵。


仕方ねえ。


ここまでにしといてやるか。


「ふっ。」


ワザとらしく、俺様は鼻で笑った。


「はぁ、はぁ…」


すっげえ息切れしてんな。


「はい、吸って〜吐いて〜」


「バ…バカじゃないの!?
だれのせいだと思ってんのよ!」


葵はヘロヘロなパンチを俺に向ける。


まぁ、俺は避けてやったけど。


「まぁまぁ。
葵がキスしてほしそうな顔してたからさ。」


「し、してないし!////
あんた目見えてる!?」


いや、してた。


確実にしてた。


「つうか…
首元、見てみ。」


「首元…?」


葵は、鏡を見た。


「なっ…
何これ!!」



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