切恋ーセツレンー
高校1年の春
正反対
「行ってきます。」
家の扉を閉めて今日から通う鈴原高校へ向かう。
わたしの名前は柊穂乃華(ひいらぎほのか)
今日から高校生になる。
家から歩いて15分、
学校に着くとクラス分けの前にはすでにたくさんの人がいた。
わたしは何組だろう・・・。
人混みをかき分けてクラス分けを見る。
どこだろう・・・。あっ、3組だ。
ざわざわしている中、自分のクラスが分かり教室に向かった。
「ほーのーかー!!」
後ろからわたしを呼ぶ声が聞こえて振り向いてみると
中学からの親友である三浦優梨(みうらゆり)がいた。