ブルーローズ ~私が死んだ理由~
ケース1・2は、『愛情模索』に登場した袖ヶ浦男とのやり取りの後から、ケース3は別の袖ヶ浦男の交際を断った直後に始まった。
ケース3の嫌がらせは、その後、2年以上続く悪質なものとなり、また内容から、相手は私のホームページを随時チェックしている事がわかる。私が不安を綴れば、それを元に責めてくる構えだ。
共に、袖ヶ浦在住の同い年男性。2人は同一人物なのだろうか?
あれから1年、嫌われ者でも友達は出来ると証明する事は出来なかった。そして、バレンタインの夜、再び電話が鳴り、「早く死んでよ」と男の声。腕から滴る血は、チョコレートのようには甘くない。
「今日も生きててごめんなさい」
年明け、誕生日…節目ごとに己の“生”に懺悔しては、それでも愛を諦めきれなかった。
その1ヵ月後の2003年3月、3人目の彼氏となる耕平との出会い。
前の彼氏が「死ぬつもりの女とは付き合えない」と言ったのに対し、耕平は「死なせない」と、もうそれだけで半分惚れた。彼は私を「赤ずきんちゃん」と呼び、私は愛しい狼にくちびるを奪われる。彼といると、心が何だかくすぐったくて、最初のうちはそれほど間を置かずに会っていたせいか、単純に愛に溺れていた。
けれど、彼が就職するとその会社はほとんど休日がなく、たまの休みも「仕事が入った」とか、「子供達に剣道を教える」とか、そっちの方が優先。私も彼があんまり忙しそうだから過労死が心配で、連休なら会うけど、1日だけなら寝かせてあげたいと思う。
会えるのは3ヶ月に1回だけ。会えばまず先にHして、「明日も早いから」と終わればすぐ帰ってしまう。私はセックスするためだけに呼び出されたようなものだ。
ケース3の嫌がらせは、その後、2年以上続く悪質なものとなり、また内容から、相手は私のホームページを随時チェックしている事がわかる。私が不安を綴れば、それを元に責めてくる構えだ。
共に、袖ヶ浦在住の同い年男性。2人は同一人物なのだろうか?
あれから1年、嫌われ者でも友達は出来ると証明する事は出来なかった。そして、バレンタインの夜、再び電話が鳴り、「早く死んでよ」と男の声。腕から滴る血は、チョコレートのようには甘くない。
「今日も生きててごめんなさい」
年明け、誕生日…節目ごとに己の“生”に懺悔しては、それでも愛を諦めきれなかった。
その1ヵ月後の2003年3月、3人目の彼氏となる耕平との出会い。
前の彼氏が「死ぬつもりの女とは付き合えない」と言ったのに対し、耕平は「死なせない」と、もうそれだけで半分惚れた。彼は私を「赤ずきんちゃん」と呼び、私は愛しい狼にくちびるを奪われる。彼といると、心が何だかくすぐったくて、最初のうちはそれほど間を置かずに会っていたせいか、単純に愛に溺れていた。
けれど、彼が就職するとその会社はほとんど休日がなく、たまの休みも「仕事が入った」とか、「子供達に剣道を教える」とか、そっちの方が優先。私も彼があんまり忙しそうだから過労死が心配で、連休なら会うけど、1日だけなら寝かせてあげたいと思う。
会えるのは3ヶ月に1回だけ。会えばまず先にHして、「明日も早いから」と終わればすぐ帰ってしまう。私はセックスするためだけに呼び出されたようなものだ。