イケメン5人のお姫様
少し近づくと、手を引っ張られ、聖に引き寄せられた。
そのままクルッと向きを変えて、あたしをベッドに寝かせた。
「ちょ……聖…!」
なんとか逃げようとするけど、腰を抱かれていて、うまく動けない。
「ジッとしろよ……何もしねぇから。」
少し呆れたような声が聞こえてきて、あたしはジッとした。
「よし、いい子。」
これから何をするんだろうと、不安なんかもなくなるような、微笑みが見えた。