イケメン5人のお姫様
「ほら、あっち見てみ。」
そう指さしたのはあたしの後ろにある窓の方。
ベッドの横にあって、すごく広く空が見えた。
「わぁ……すごい…」
その窓に写ったのは…
「星がいっぱーい……」
「な?すごいだろ?」
「うん!!」
そう。無数の星だった。
窓は、あたしの反対側にあって、首だけを向けている状態。
ちょっときつい…。
首が疲れてきたあたしは、向きを変えようと、クルンッと反対側を向いた。
「すごぉーい…」
食いつくように見ているあたしを引き寄せるように
聖はあたしを抱き寄せた。
腕が胸に当たってるんですけどぉ……
まぁ、聖気づいてないだろうし、気にしないようにしとこっ!