イケメン5人のお姫様



「っていうか、この窓ならあたしんとこにもあるんじゃないの?」

「ないよ、ここ特別なんだ。端っこだからね。俺か音哉のとこにしかないよ。」

「そっかぁ…。」


これを見れるのも、今日限りかぁ…。
しゅん…としてるあたしをみて、聖は


「毎日見に来ても…いいんだよ…?」


そう囁いた。

聖の息が耳にかかって、あたしをとろけさせる。
それを知ってか知らないでか、聖は息を吹き掛ける。


「ちょ……っと、ま、って。」

「ん?」

「あ、あき…らぁ!」

「ん?どした?」


抵抗しても、呆気なくかわされる。
体は、聖に抱きしめられてるから動けない。

今までは、息を吹き掛けられただけなのに、今度は耳を舐められる。

やばい……どうしよ…。
―…気持ちいいかも……。

ってダメダメ!
そんなこと思ってない!



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