キスよりも深 く -13歳の彼と-



美鶴くんは、すとんとベッドに腰掛けた。


そのとたん、ドキンッ! と大きく胸が鳴り出す。


もうバクバクしてる。


小学生相手に………

なんてショタコンになってしまったんだ。

あたしっ!!!


そう思いながら、チラッと美鶴くんを盗み見る。


あぁ~~~~~~!!!!

小学生に見えないよぅ!!!



「莉子も、隣…座れば?」



あ……

もう駄目。


押し倒したい。


今すぐにでも、美鶴くん押し倒して……!!!



「うんっ♪」



にこっと笑顔を作り、そっと隣に座る。


美鶴くん……あたし余裕あるように見えてる?


本当はね!?

もう、限界なのよ!! あたし!!!






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