ホンモノの友情
次の日

学校に行くのが嫌だなぁ…
と思いながらも、自分の教室へと向かった

自分の席へ行くと、
隣があみだということに気がつく
「あ、鈴!」
意外にも、軽く話しかけてくれたから、
少し安心した…
「あみ、同じクラスだね!よろしく」
「よろしくね!」

あ、みわ…………
私はくるりと後ろを向いた。
やっぱり…
みわは、あの3人と仲良く話していた
鈴の事なんか、気にしないのかな…
こういう時は、自分から行かないと…
でも、そんな勇気ないなぁ…
考えこんでいるとあみが話しかけてきた
「鈴、あの3人に、みわをとられたんだよね?」
あれ?なんで知ってるのかな?
と思いながらも、「うん」と言った
「あの人たち、
仲良しを奪うんだ…」
え?…
あみの言葉に驚いた
「ホントに?」
「うん、私もそうだもん
だから、鈴とは仲良くしたいなぁって…」
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