yabai初恋
「僕城並高校の1年の柏木柊太です。よろしくお願いしますのんさん。」
「っぇっ・・・」
柏木柊太と名乗る男の子は自己紹介をすると電車に入っていった。
ってか・・なんで私の名前知ってるの?
怖いんだけど・・
もしかしてストーカーとか?!
お友達にならないほうがよかったかな。
もぅ遅いよね。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
次の日の朝
ホームに着いて電車を待っていた。
「ぁっ!のんさん」
「・・・柏木くん。」
「おはようございます。一緒に行って良いですか?」
「おはよぉ。いいよ。・・・・・あのっさぁ」
「・・ん?なんですか?」
「柏木くんはなんで私の名前知ってるの?」
「だって・・・・・・」
だって・・私をストーカーしてたから?
「ラケット。ラケットに書いてるから」
ラケット?っ・・
と言って指差すのは私のテニスラケット。
「ぁっ・・・」
そぅ言えば書いてあった。
どんどん恥ずかしくて顔が赤くなる。
「恥ずかしい。」
「のんさんって以外に天然ですね。」
「//////」
恥ずかしぃ。。できるものならここから逃げ出したい気分。
微笑みながら私を見ている柏木くん。
「ぁっ・・電車来ましたよ。のんさん行きましょう。」
「ぅん。ありがとう」
ちょうどいいタイミングで電車が来た。電車に感謝だ。