君とみらいへ


「で、何の話をしてたわけ?」




隆司は奈緒と絢の間に腕を組んで座っている。





いつもは人の会話にあまり干渉しないタイプなのに…。



頑固って言われるのそんなに嫌だったのかな?




「…進路の話、かな」



「そうそう、奈緒が志望校の判定悪かったから…」



「絢!言っちゃだめって言ったでしょ!」



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