うさぎの小箱~【鍵つき】短編集~
スタスタ歩く夜に抱かれて、まっすぐやって来たところは………
「…………子猫って一緒に入れてもいいのか……?」
やっぱり…………!!
ば…バスルーム……………!!!!
「…………!!」
そんでもって………っ
夜が………っ!は…半裸なんですけどーーーーー!!!
制服のシャツのボタンを外した夜は………
凝視出来ないほど色気漂う半裸姿!!!
チラチラはだけたシャツから覗く引き締まった腹筋に…………
鼻血出そうなちびた猫がいます……………。
毛皮があってよかった…………。
あたし、今、全身真っ赤っ赤だよ…………。
「……………ま、いっか。………風呂入るぞ?チビー。」
「…………!!?」
よ…っ、よくねーーーーっ!!!
スル……と夜のシャツが落ちた。
そしてベルトに手をかけている…………!!
「~~~っ…フギャーーーっ!!!」
「………あっ。」
あたしはその瞬間逃げ出して隅っこにうずくまる。
いきなり一緒にお風呂なんてハードル高すぎる…………!(猫だとしても………っ)
ぜぇっったい………っ無理っ!!!