うさぎの小箱~【鍵つき】短編集~




「…………いらねぇ。」



「~~~~!!」



さっきからほんと、何度も何度も……………ゲームのザコキャラなみにチョコにぶち当たるんだけど………。



当たっても大キライだから退治出来ねぇんだって。



もー…あの箱見たくない………。



めんどくせぇなぁ…………。



俺は机の中身をテキトーにカバンに放り込んで席を立った。



「おい………!夜………!?」



「俺、帰るー。……嵐、テキトーに言っといて。」



慌てる嵐にひらひら手を振って、俺はウザくてしょうがない学校を後にした。














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