うさぎの小箱~【鍵つき】短編集~
「…………ヤバいんじゃないんですかー?」
「…………さぁ?………君次第でしょ?」
―――ギシ…
保健室の真っ白なベッドを軋ませて………
俺の上にのしかかる白衣の若い女の人。
ピンクのグロスをつけた唇が俺を見下ろし弧を描く………。
この人はうちの小学校の新任保健医。
歳は24だったっけ?
…………保健室でサボってたら、…………襲われた。
別にいっかって感じ。
セックスでしょ?微妙に興味あるし………。
なんかもう…………なんでもいい。
ヤってひとつ大人になれんなら…………この人美人だし………
…………いんじゃね?
食われた感想は……………
……………なんだ……簡単じゃん。
そんだけだった…………………。