うさぎの小箱~【鍵つき】短編集~
初めての気持ちにすごく戸惑うんだ。
今……………こんなにも新しい気持ちだから………………
もう一度だけ
がんばってみてもいいかな……………?
難しくない
実にシンプルな気持ちに……………気づいたから…………。
……………今度こそ
バイバイ白羽ちゃん………………。
君を好きになってよかった。
……………今は心から言えるよ。
*****
「……………蓮ちゃん…………」
「…………!?」
「~~~~!!?……………いっ………てぇ~~っ!!ちょ…っ、す…脛はない…………っ」
「保健室に連れ込んだって訳ね!!?
………こんなヤツ信じて損した!!
ど変態!!クソタラシ!!!」
「いや………ちょっと、出来心…………」
「……………死ね!!!!」
………………絶対、今までのツケだ………………。
前途は実に多難。
でも、気長に行こうか?
今度は……………簡単には諦めないから。
やっと、俺は…動き出したようだから……………………。
………end
2011/7/1
*この作品をリクエストして下さった可愛いあの方と応援して下さる皆さまに捧げます(*´∇`*)
愛と感謝を込めて………×××
矢野知兎。