うさぎの小箱~【鍵つき】短編集~
「…………!!」
それから5分とたたないうちに―――
気になって仕方なかった蓮ねぇの彼氏が現れた。
先に待ってた蓮ねぇに手を合わせてなにやら謝ってるその人。
ちょー……イケメンじゃねっ!?
背は高いし、ふんわりした茶髪は俺と一緒。
優しげな顔はなんてゆうか、王子様って感じだ。
互いに背の高い二人は並んでるとめちゃ目立ってて、周囲がチラチラと見てるのがわかった。
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