死のスケッチブック
「で、追加としては、元の持ち主よりも強い憎しみを持つ者が新たな持ち主となる…か。だが未使用・使用に関わらずか?」
「う~ん、どうなんでしょうね? 使った方は亡くなっていますから、そこはよく分かりませんね」
「例外なく、か。まあ自分が描いた絵のせいで、人が本当に死ねば、正気でいられないだろう」
「あなたはいられそうですね」
「なら試してみるか? モデルはお前で」
「それは謹んで遠慮します」
本気で土下座をする魅弦の姿を見て、真名は鼻を鳴らした。
「はっ。お前に憑かれるなんてイヤだからな。こっちから願い下げだ」
「ああ、それは良いかもですね。四六時中、あなたと一緒にいられるなら」
「キモいわっ!」
「う~ん、どうなんでしょうね? 使った方は亡くなっていますから、そこはよく分かりませんね」
「例外なく、か。まあ自分が描いた絵のせいで、人が本当に死ねば、正気でいられないだろう」
「あなたはいられそうですね」
「なら試してみるか? モデルはお前で」
「それは謹んで遠慮します」
本気で土下座をする魅弦の姿を見て、真名は鼻を鳴らした。
「はっ。お前に憑かれるなんてイヤだからな。こっちから願い下げだ」
「ああ、それは良いかもですね。四六時中、あなたと一緒にいられるなら」
「キモいわっ!」