リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『甘々』・5(野球)
そのことを誰もが喜んでいるのに、何故か彼は満足した様子を見せない。
何か…悩みでもあるんだろうか?
そう思って、顧問や部長達に話をしてみた。
けれど彼等が聞いても、何も言ってくれなかったらしい。
ちょっと不安はあったけれど、調子を崩していないから、ほっとくことにした。
野球部は彼1人だけではない。他にもサポートする人がいるのだ。
テストや大会が近いと、部員達の心の中には少なからず不安が生まれる。
それを取り除くのも、マネージャーとしてのわたしの役目だ。
そして大会当日。
何と彼の打った球がホームランとなり、野球部はめでたく一回戦突破となった。
何年ぶりかの快挙に、野球部どころか学校自体も沸いた。
普通の学校ならば一回戦突破したことぐらいで喜ばないだろうけど、これが何年かぶりになると喜びも大きい。
顧問や部長達に、涙ながらにお礼を言われた。
だけど戦いはまだ続いている。
みんな、この一回の勝ちで本気になった。
全員一丸となって優勝しようと口に出して言ってきたのだ。
勝てたことは嬉しいけれど、みんなの心が成長したことが、何よりわたしは嬉しかった。
何か…悩みでもあるんだろうか?
そう思って、顧問や部長達に話をしてみた。
けれど彼等が聞いても、何も言ってくれなかったらしい。
ちょっと不安はあったけれど、調子を崩していないから、ほっとくことにした。
野球部は彼1人だけではない。他にもサポートする人がいるのだ。
テストや大会が近いと、部員達の心の中には少なからず不安が生まれる。
それを取り除くのも、マネージャーとしてのわたしの役目だ。
そして大会当日。
何と彼の打った球がホームランとなり、野球部はめでたく一回戦突破となった。
何年ぶりかの快挙に、野球部どころか学校自体も沸いた。
普通の学校ならば一回戦突破したことぐらいで喜ばないだろうけど、これが何年かぶりになると喜びも大きい。
顧問や部長達に、涙ながらにお礼を言われた。
だけど戦いはまだ続いている。
みんな、この一回の勝ちで本気になった。
全員一丸となって優勝しようと口に出して言ってきたのだ。
勝てたことは嬉しいけれど、みんなの心が成長したことが、何よりわたしは嬉しかった。