リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『甘々』・5(野球)
今日は天気が良いから、洗濯物を一気に干してしまおう。

マスクをして、ゴム手袋をして、エプロンをして、洗い物をはじめた。

物干し台は野ざらしにされていたので、拭いて綺麗にした後、使用。

そして掃除は部室の物を一気に外へ出して、部屋の中の掃除から始める。

そして終わったら戻す物を綺麗にしてから、部屋の中に入れた。

…主に使用不可能や目的が分からない物は、ゴミ袋に入れて。

熱中している時に、ケータイのアラーム音で我に返った。

「あっ、お昼だ」

予定の半分は終わっていたから、順調順調♪

洗濯物も触ってみると、大分乾いていた。

「この調子なら、今日中には終わっちゃうかな?」

でも念の為に明日も来て、やり残したことがないか調べないと…。

「あ~、腹減ったぁ」

振り返ると、彼が地面に座り込んで、お腹をさすっていた。

「お昼ご飯にしよっか?」

「そうだな。コンビニに行くか?」

「あっ、わたしお弁当作って来たよ」

「ホントか!? ヤッター!」

素直に喜んでくれるのは嬉しいんだけど…。

「あっあんまり期待しないでよね。大したものは作っていないんだから」
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