運命の出会い。「完」
「鍵もらってきたよ~~~」
「ねぇ、梓ッ!あそこにイケメンが3人いる!声かけてこようかなぁ」
花梨が言う。
花梨が指を指す先にはロビーのソファに座っている男の人達がいた。
「ダメだよ!あの子達絶対あたし達より若いジャン!」
「「梓は堅いなぁ。先生だからって・・・」」
また2人が同時に言った。
そう、梓こと神田梓は高校の教師をしている。
「じゃぁさぁ・・・童顔で男ウケのいい梓が声かけてきてよ!」
はぁ?なんでよ・・・
「はい。・・・行って~~~」
里沙があたしを押した。