赤い狼 弐







「稚春!ほら、入るで!」





龍に突然、手を引っ張られたので、バランスを崩してよろめいた。







「えぇっ!わゎっ!!ちょっと!危ない――――…





って…、え゙っ!?」








顔を上げた私の目に入ったものは…――――












チ、チャラい…。











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