こんにちは、死神さん
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ある日一人暮らしのおばあちゃんが
ボソッと言った一言
「もう死にたいよ」
一人暮らしで疲れていたせいか無意識にそんな事を言っていると
その日の夜、おばあちゃんの家に誰かが来ました
コンコン
《どうも、死神です
貴方をあの世からお迎えに参りました》
黒く包まれた衣服や顔が見えないように、隠していた巨人の死神でした
そう、あの世から死神がお迎えにやってきたのです
おばあちゃんが言った事は本心ではない事をこの死神は知りませんでした
まだ死にたくないおばあちゃんは
《あぁ、死にたいね
でもまだ畑を耕していなくてね、耕せるまで待っといておくれ》
すると死神が
《待つ時間はないんです
私が急いで畑を耕しましょう》
すると死神はスコップを手に取り、畑を耕しはじめました
しばらくすると
《畑は耕し終えました、さぁ、おばあさんもう行きましょう》