理想
あーだこーだ
話している内に
学校に着いた。


「それじゃあ
頑張ってね!愛海。」

「うん!」

お母さんは体育館へ
私は教室へ行くため
受付を済ませて別れた。


(あーヤバい、
友達出来るかなぁ?)

とか、いろんな思いを
駆け巡らせながら
自分の教室
1-5に入った。


ガラガラ


「おはよー!!
あなたも1-5?」

と、明らか
ハシャギ系の明るい
女の子が
駆け寄ってきた。

「あ、うん!
そぉだよ、1-5。」

「やっぱり!?
うち篠崎愛
ってゆーの!
宜しくね!!」

「あ、私は
神谷愛海。
宜しく!」

「それじゃあ
又後でね!」

と、愛はすぐに
他の子の所へ
行ってしまった。


(あー、
なんだったんだろ?
あの子。)

なんて思いながら
自席に座った。


座ってから
5分後ぐらいに
先生が入ってきた。

「入学式始まるから
廊下並んでー!」

と、いうことで
皆廊下に2列で並んだ。

「あ、あの!」

隣に並んでる
女の子が
声を掛けてきた。

「ん?何?」

「うち、冴江木紗英!
名前なんてゆーの?」

「えと、神谷愛海。」

「愛海ちゃんかぁ。
そんじゃあ“なる”
って呼んでもいーかな?」

「うん全然いーよ!」

「良かったぁ!
じゃ、これから
宜しくね!!」

「うん、宜しく!」

あれこれ話をしてたら
あっという間に
体育館に着いた。
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