腐女子日記
春の日差しが暖かくて眠さが余計に増す。
あ…暖かいな。
今何時だろう?
里奈は起きてある事に気付いた。
本を読んでそのまま机で寝ちゃったんだ。
「んーー…」
大きく背伸びをした里奈は机の上に置いてある携帯に手を伸ばした。
「いっ、1時?」
終業式は1時半から始まる。
里奈は自分の部屋を飛び出し、
顔を洗い制服に着替えた。
パンだけでも食べようと思い
リビングに向かった。
すると一枚の紙切れが机に置いてある。
[ママ&お姉ちゃんへ~二人とも起きないから先に行くね~ハルナより]
「は?」
ムカついたときた里奈はその紙切れを
握り締め、ごみ箱へ投げ捨てた。