続・アイドルまっしぐら!!
「今の私の夢なんです。おかしいですか?」



社長さんはニコニコしてる……



本当に楽しそう……




「いえ、そんな……」




「私は『Cute Boys』に全てを託すつもりです。彼らは素晴らしい、それは中山さんもお分かりだと思います。」




うん。それはよく分かるよ。『Cute Boys』のファンなら誰でも。



「その夢を叶えるには、誰が欠けてもいけない。そして、良介を支えられるのは中山さん、あなたしかいません。」




社長さんはそう言って、私に右手を差し出した。



「良介をしっかり支えてあげてください。」




「……はい。」



私は、社長さんとしっかり握手を交わした。




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