神様、恋をください。


どんどん目の前が白くなっていく

イタッッ!!!

体の力が全部抜けた。


「姉ちゃん、足遅いな!!」

男に追いつかれた。


足を見た。

私の足からは、血がドロドロ出ていた

男が襲ってくる。


『ィヤーーーーーー!!!』




????

ここ、

どこ??

私、

どうしたの??


「ムリすんなよ。杏樹。」

気がつくと隣に...



慶仁!!!!!!!

『慶仁!!!!』

「お前...ホント馬鹿だな。」

『ご、ごめんね。私...』

「わかってる。俺を探してたんだろ??お前、無茶しすぎ。」



あの後、菖と華恋が

私を探しに来たんだって。


男に襲われそうだった直前

本当に奇跡的に助かった。

そして2人は

慶仁に会わせてあげよう

って言って、慶仁に私を預けた。


「好き。そんなお前が。」






< 22 / 71 >

この作品をシェア

pagetop