神様、恋をください。
どんどん目の前が白くなっていく
イタッッ!!!
体の力が全部抜けた。
「姉ちゃん、足遅いな!!」
男に追いつかれた。
足を見た。
私の足からは、血がドロドロ出ていた
男が襲ってくる。
『ィヤーーーーーー!!!』
????
ここ、
どこ??
私、
どうしたの??
「ムリすんなよ。杏樹。」
気がつくと隣に...
慶仁!!!!!!!
『慶仁!!!!』
「お前...ホント馬鹿だな。」
『ご、ごめんね。私...』
「わかってる。俺を探してたんだろ??お前、無茶しすぎ。」
あの後、菖と華恋が
私を探しに来たんだって。
男に襲われそうだった直前
本当に奇跡的に助かった。
そして2人は
慶仁に会わせてあげよう
って言って、慶仁に私を預けた。
「好き。そんなお前が。」