神様、恋をください。
例年より遅い梅雨が終わろうとしていた。
そして私たちの恋も終わろうとしていた。
「杏樹!!!!大変!!梅雨明日で終わるよ」
朝早くから、菖がとびまわっていた。
『マジ!!散歩いけるじゃん!!』
慶仁と会わなくなって、
会えなくなって1ヶ月が経つ。
“待ってろよ。”
待てないよ。
もう私、決めたんだ。
慶仁とは、もう、
もう二度と会わない。
なんでって??
慶仁のことが
好きで好きでたまらないから。
慶仁を想うだけで
幸せすぎるから。
慶仁と会えないと、
私、おかしくなっちゃうから__。
好きだから離れる。
皆が聞いたら納得いかないと思う。だけど、私が決めたんだ。
もう、苦しい想いはしたくない。
『菖...』
「何??テンション低っ!!」
『話がある。』
菖はだまって私の話を聞いてくれた。
菖は泣いていたけど、私は泣かなかった。
「最後に聞くよ。杏樹は__」
『今でも、大原慶仁の事が好きです。』
自分で決めたことなのに
苦しい想いはしたくなかったはずなのに
私はなんで慶仁のところへ
心が戻ってしまったんだろう
なんで____。
そして私たちの恋も終わろうとしていた。
「杏樹!!!!大変!!梅雨明日で終わるよ」
朝早くから、菖がとびまわっていた。
『マジ!!散歩いけるじゃん!!』
慶仁と会わなくなって、
会えなくなって1ヶ月が経つ。
“待ってろよ。”
待てないよ。
もう私、決めたんだ。
慶仁とは、もう、
もう二度と会わない。
なんでって??
慶仁のことが
好きで好きでたまらないから。
慶仁を想うだけで
幸せすぎるから。
慶仁と会えないと、
私、おかしくなっちゃうから__。
好きだから離れる。
皆が聞いたら納得いかないと思う。だけど、私が決めたんだ。
もう、苦しい想いはしたくない。
『菖...』
「何??テンション低っ!!」
『話がある。』
菖はだまって私の話を聞いてくれた。
菖は泣いていたけど、私は泣かなかった。
「最後に聞くよ。杏樹は__」
『今でも、大原慶仁の事が好きです。』
自分で決めたことなのに
苦しい想いはしたくなかったはずなのに
私はなんで慶仁のところへ
心が戻ってしまったんだろう
なんで____。