神様、恋をください。


「あのね、こっちも言わせて貰うわよ。」

『何!?』

「あんた、お父さんの子じゃないのよ。」

う、嘘...。

わ、私が?

「お母さん、今言えば昔不倫しててね。その人の子供。」

ふ、不倫?

世界がよく分からなくなった。

『...不倫とか...そんな軽く言わないでよ__。』

「そうよね。あなたお父さん大好きっ子だったものね。」

お母さんが憎い。

殺してやろうかと思った。

「お母さん、まだ離婚届出してないの。つか、わざと出さなかったの。」

『...な、なんで?』

「お父さんへの復讐。どうせ再婚するって思ってたし。」

私は、怒りに満ちた。

そして、お母さんにカッターを向けた。

『ふざけんな!!!!!出てけよ!!!もう親じゃないんだから!!』

「何言ってんの?あなた馬鹿じゃない?お父さんとも血がつながってないあなたが出てきなさいよ!!!!!」

『あたしはこの家に住んでるの!!アンタはもうここにいないはず!!!』

大声で言った。

「カッター捨てなさいよ。」

『嫌!!』

「捨てなさい。」

『嫌!!!』

「捨てなさい!!!!」

『いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

手が勝手にお母さんの方へ進んだ。

『ハッ』

私のお腹から、血がでている。

お母さんにカッターを取られ、刺された

「馬鹿ね。あんたなんか死んじゃえばいいのよ。」

お母さんは私をみおろし、部屋からさった。


『お、母さん。助けて__。』

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