神様、恋をください。

「俺の名前、覚えてる?」

『ケイトでしょ。』

「当たり。お前は杏?」

『フフっ((笑』

「何がおかしい??」

『華恋と同じ事言うんだもん。ぅちは杏樹が本名なんだよ。でも杏でいいよ。そっちの方が慣れたから』

「じゃ、俺、慶仁な」

『了解。同い年でしょ?ぅちと?』

「みたいだな。でもお前の顔、子供っぽい!」

『気にしてんだから!!そういう事言わないでよ...』

「ごめん。悪い意味ぢゃなくて...」

『じゃあどういう意味??』

「意地悪だな!聞かなくても分かるだろ?」


彼は顔を赤くした

ほんのちょっと可愛かった。


『はぃはぃ。意地悪ですみませんね。』

「うざっ!!もぉ俺行くからな。」


彼はスタスタと歩いて行った

私は追いかけようとして走った

そしたらドジって足をねじった。

『いったぁぁ...』


走ることに慣れてないから

いきなり走るとこうなる

「ドジ杏樹!笑 ホラ乗れよ」

なぜか彼は戻ってきた

『いいよ。恥ずかしいし///』

「ホラ!!」

『キャッ!!』

彼は私を強引におんぶした。

『重い...でしょ?』

「...全然。それどころか軽すぎ。」

『ありがとう。』

「ホントだよ。でもお礼。華恋が世話になってるしな」

『まぁそういうことで』

「ひらきなおんなよ!ドジ杏樹!」

『いいぢゃん。』


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