もう一度『愛してる』と言って
少し心配になったきた。
それにしても魁と2人っきり…。
慣れてるけど、さっきの保健室のこともあるから気まずいな。
まだまともに喋ってないし。
「はぁ…」
大きなため息をついてから魁を探すため足を動かした。
どこ行ったんだろ…。
魁の行きそうな場所…。
とりあえず歩いて行こう。
検討がつかず、ブラブラ歩く。
「あ」
あそこに2人の男子。
2人ともあたしに背を向けてるけど左の方は絶対魁だ。
あたしが魁を間違えるはずない。